本の出会い
私が株式投資を行い始めたのはリーマンショックの後のこと。
身近な人で損失を被り、退場していく人や精神がおかしくなる人を見た後に開始した。
だからこそ、この本との出会いは投資や人生における根本的な考え方を構築してくれたと思っています。
これは敗者のゲームの中で非常にお気に入りの一説。
コンテンツ
ここから読み取れるのは投資手法のみならず、人生におけるスタンスに近いものがある。
つまり、自分のことを常に「アマチュアプレイヤー」であるという謙虚さに基づいて「負けないための」試合運びを目指そうというもの。
脳内でイメージされるのはいつもエクセレントショットを打つ自分だけれども、謙虚になればそんなミラクルをアテにするよりも確実に積み上げていったほうが近道になる。
投資のみならず人生哲学として学んだ一説。
この一説からも非常に示唆を得ることができる
つまり、目的を見失わないこと
どうしても直近の天気の状況ばかり気になったりするもの。でも本来自分の目的を果たす上で必要な情報は直近の天気ではなく、より長期的な「天候」。
常に自分が何のために情報を必要としているのか、何を目的にしているのかこれを見失わない大切さを教えてくれる一説。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。投資本の中では名著として取り上げられることの多い敗者のゲームですが、
実はその本質は人生哲学にも通じる謙虚さであり、自分のミラクルショットに期待するよりもミスを少なくする、
そして自分が必要としている情報は目的に沿ったものなのか、これを常に自問する、この大切さを教えてくれた本です。