大人の都合を子どもに強制しない事を忘れないようにしたい

この記事は3歳の娘の父親である私が出来事を通じて我が家の子育てにおいて大切にしたいことを内省しながら、過去と未来の自分に向けて書いているものです。ご参考になるか分かりませんがご覧いただければ嬉しいです。

あるスクールでの話

娘とあるスクールの体験に行こうと思いました。そのスクールでは英語のみのコミュニケーションで見学(30分)または体験(3時間)というメニューがあり、時間的に30分の見学を申し込んでいましたが、直接電話があり体験授業もどうかと案内頂いたものでした。

流れを聞いてみると

10:00〜 入口で親子分離。子どもはそのまま体験レッスンへ。親はどこか一旦退散してくれとの事。

10:30〜 親のみ戻り、施設見学しながら、説明会。合間に子どもの様子見れます。子どもはそのまま13:00までレッスン。

こんな導入でした。

私は子どもが突然、新しい場所に連れてこられて、入口でいきなり「じゃあね」と親に言われてよく分からない英語の世界に突入するのは、不安と驚きで英語に対する苦手意識やトラウマになるといけないので、冒頭は同室ではなくても良いから、ガラス越しでも親の存在が見えるところ、つまり提案されているスケジュールで言えば10:30〜の部分で体験できないのか?と相談しましたが、それはプログラムの途中から入ることになるので難しいとのこと。

なぜ最初の30分は見せられないのだろう・・・

10:30からの親向けの説明の場所は子どもからも見える場所で行うということなので、では10:00〜近くで説明を受けられないか交渉しましたがそれもNG。

大人でもいきなり、誰かに初めての場所に連れてこられて、すぐさま「じゃっヨロシク」と言われて入ったら知らない人と言葉が通じない場所だとびっくりしませんか??

勿論、私は職業柄それでも必要という判断をすれば突っ込んで行きますし、そんなこともありましたが・・・だからといってそれを3歳という年齢の幼児には求めません。

子どもには事前に丁寧に説明をしたとしても、場所や雰囲気のイメージまで幼児に湧くか分からず、不安は拭えない=その一瞬のせいでスクールや最悪、英語自体に拒絶反応が起きるリスクこそ最も避けたい、というのが私の判断でした。

以前の下の記事でも書きましたが、他の習い事で若干トラウマになってしまった経験があり、親としての後悔と反省もあります。やっぱり戸惑いと不安から、嫌いになってほしくないんですよね。

その意図を話た上で、3時間のうち区切りの良いタイミングから子どもと入れないか、と改めて話しましたが伝わらず。。

失敗する確率を下げる環境づくりを大切にしたい

子どもは一瞬一瞬を一生懸命生きていますので(大人もそうですが)、ちょっとした嫌なことや失敗で苦手意識だったり自分なりの「失敗体験」というラベルが自身の中に確立されてしまうと、トラウマになったり、新たなことへの挑戦が少なくなったり、自信を持って挑めなかったりしてしまいます。

ですので、私が大切にしているのはできるだけ「失敗する確率を下げる環境作り」です。

新しいことに挑戦するときに、仮にうまくいかなくても”激烈に失敗した感”や”取り残された感”がないようにしたり、大人・子ども関係なく、新しいチャレンジへの導入の場面は最も緊張する瞬間ですので、できればその時に子どもを見守って上げていたい、それが失敗を失敗とラベリングされずこれでも大丈夫なんだ!と進んでいける環境づくりなのだと思っています。

特に勉強やスポーツって上手くできなかった体験がそのまま苦手意識となり、実際に苦手になっていく感覚ありませんか?

勿論、私にも挫折の経験もあり、それを越えたからこそ見える世界の良さも知っています。でも3歳という幼児期に、今はまだそれは求めませんし、挫折した時に再挑戦できるベースとなる肯定感を育むことを大切にしたいと思っています。

株式投資にも通じる、失敗を避けることで成功確率が上がるという事実

これは実は日々の暮らしにも当てはまります。例えば、歩く道を選ぶときに車通りの多い場所を選ばない、歩道を歩む、シンプルと言えばシンプルですがその選択の積み重ねこそがリスクを下げ、生存確率を上げています。

例えば近道だからといって横断歩道を通らない、これは当然ながらリスクを取った行動です。大人なら周囲を見てサッと何事もなく渡れるかもしれませんが、子どもにそれは勧めません。

それと同様に株式投資でも失敗するリスクを下げる手法を取ることが、実は生存確率を上げて高いリターンを生むということが歴史的に証明されています。それについては別記事で書籍「敗者のゲーム」についての書評でも述べてありますのでそちらもご参照下さい。

大人の都合を子どもに強制しない

今回のスクールの流れは恐らく運営上致し方ないものだったと思います。また、人気があれば、そんな難所を潜り抜けた猛者の卵だけが入学してくれたのでも良いかもしれません。それも世の中かと。一方でこちらも別にそのスクールだけが選択肢ではないという市場環境であることもまた事実。巡り合わせですね。

とはいえ今回のスクールに関係なく、大人の都合を運よく、若しくは聞き分けよく受け入れる賢い子どもではなく、我が子には自分の意志で挑戦していく子どもになっていって欲しいと思っています。今はその発育期という認識。

まずは横断歩道を渡らせ、ヒヤリとすることなく目的地に到着できるよう見守る、無事に到着できた達成感を養いたい時期という認識です。

結局、この環境下で体験を娘に提案すること自体が「私の都合」を強制し兼ねていると思ったので、当初の予定通り娘と一緒に「見学」のみ行ってきました。妻に話すと見学すら行かなくていいと思ってる派だったようです。笑

色々な物事に興味関心を持って成長して行って欲しいと心で願いながら、日々手探りの子育て中です。

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