このブログはある夕方、保育園のお迎えに行くと「ママがいい!」と言われ続けた4歳の娘の父親である私がそれをどう受け入れたかを記録します。
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ある日のこと
保育園のお迎えで何日か妻がお迎えが続いていたある日、その日は私がお迎えに行くと
「ママがいい!」
を壮絶に連呼されてしまいました。普段、私は決して嫌われている訳ではありません。
私もまずは必死に考えられる要因を整理します。以前、ブログでも挙げた育児において参考にしている本の中でも大体のケースでまずは”コンディション”に変化や要因がないか注視するように書かれています。
例えば
- 眠い(お昼寝が不十分だった)
- お腹が空いている
- 体調悪化の前触れ
この辺りが定番的にざっと思い付くところでしょうか。
機嫌を左右するのは生理現象が多いというのはある種、人間の基本のような話。
時間も夕方だったので「眠い&お腹すいた」が原因だろうなぁ、と思いを巡らせながら、まずは娘に共感を示します。
「ママがよかったんだよね、わかるよ。ママきてほしかったよね。
ただ今日はお仕事が忙しいから代わりに来たんだよ」
とにかく共感を続けますが、それでも
「ママがいい!」
を連呼され続けると次第に私の方もお腹すいていることもあり、共感するエネルギーが失われていきます。
そして次第に何も返せなくなりました。
上手に表現できない思いを感じ取り、不快を取り除く
そんな時に思ったのが、おそらくこれは「ママがいい!」という言葉の裏にある言外の主張があるだろうということ。
なぜならば、この年齢の子どもに思いの全てを上手に表現するのはまだまだ難しく、限られた言葉で伝えているはずだからです。
親としては額面上の言葉に惑わされず、上手く伝えられなくて更にイライラしている子どもの思いに共感したいと思いました。

推察
これは私の推察ですが、おそらく娘の「ママがいい!」の裏にある思いは、
「どうして今日はママじゃないの?なぜ事前に教えてくれなかったの!ママを予想してたのに」
ぐらいなんだろうな、と思っています。
これは答え合わせはできませんから、深堀りにあまり時間は割きませんが「父親のことがイヤ!」ではないというのは日々のコミュニケーションから自信を持って察することができます。
きっと大人だけで勝手に決めずに、事前に教えてほしかったんだよね、と。

考え方の順序を整理してみると
- 子どものコンディションを読み取ろうとしてみる(睡眠、食事、体調)
- まずは共感する
- 何か体調以外に環境やコミュニケーション上、変化点はなかったか思い起こす
- 上手に表現できない思いを感じ取り、共感によって不快を取り除いてあげる
こういったステップが今、私ができる手順でしょうか。
これも根気のいる取り組みですが、日々の子育ての中でアップデートしてまた想いを整理してみたいと思います。