子どもへの接し方〜親が面倒くさがってないか〜

この記事は3歳の娘を持つ父親である私が、子どもとの日々の出来事の中で気づいたことを綴っています。

公園にて

ある日、娘と二人で公園に行った時、直接のお友達ではないですが、同年代くらいの子が水遊びをしていました。

 

娘もその様子を見て近くに駆け寄っていきます。

私も(水に)入りたい!

 

と娘は言いましたが、その日は着替えも用意しておらず、濡れる想定もしてなかったので、私はとっさに

今日はお着替え持っていないから、また今度にしよっか

と言いました。

 

娘はやりたそうに水遊びの景色を眺めながら

うん、わかった…

と言いました。

 

その表情がどうしても気になり、二人で10秒くらい景色を眺める時間がありました。

 

しばらくして、私がやっぱり

お水入りたい??良いよ、やろっか!!

と言うと、喜んで笑顔になりました。

自分がめんどくさいだけじゃないか?という問い

娘と二人で10秒ほど、水遊びの光景を眺めている時に感じたのは、

別に服のまま濡れて、大変なのは親の自分だけじゃないか?

 

ということです。

 

自分がめんどくさいから、子どもがやりたいと言っていることを制限するのは辞めようと思いました。

 

その代わりに

おうち帰ったら、濡れて風邪ひくと良くないから、先にお風呂入ろうね

と約束をしました。娘も素直に、うん!と応じてくれました。

また別の公園にて

ある日、娘と大きな公園に行った時の話です。

その公園にはターザンロープ?ジップライン?(↑の写真のような遊具)がありました。

 

ちょうど近くに何人か他の子供たちもいて、ある3歳くらいの男の子が

(自分も)やりたい!

と言います。

 

が、お母さんに

まだできる年齢じゃないから、もうちょっと大きくなってからね

と、たしなめられていました。男の子は残念そうに諦めます。

 

次に小学生の女の子(7〜8歳くらい?)がサッと飛び乗り、滑り降りていきます。

 

すると次に3歳くらいの別の男の子(どうやら先ほどの女の子の弟)がやってきて

やりたい!!

 

と言うと、颯爽と背中に赤ちゃんを背負ったお母さんが登場し、

はい、支えとくからジャンプして〜、次はお姉ちゃんに手伝ってもらいな

 

と言われながら、お母さんが腰を支えて併走していきます!

別に一人で出来なくても、支えれば出来る

その姿を目の前で見た私は、心の中では「まだうちの子は乗れない年齢だなー」と思っていましたが、同様に娘を乗せ、腰を支えたまま一緒にダッシュします!笑

なかなか大変ではありましたが、考えさせられるものがありました。

 

直前で滑っていた3兄妹の家族はやはり、上のお姉ちゃんがやる以上、真ん中の子もやりたくて仕方ないので、その気持ちにお母さんが応えてあげている感じがありました。

 

背中に赤ちゃんを背負った状態だったので、その状況に比べれば身軽な私は何だって出来るはず、という刺激にもなりました。

 

一人では出来ないことも親がそばに居ることで、実は挑戦できるものがたくさんあるんだな、と知らされた瞬間でした。

 

年上の兄妹がいるとこうして、上の兄妹を見様見真似で色々チャレンジする機会が増えるのかもしれません。

 

が、そのチャレンジは別に一番上の子でも親が丁寧に付き添えば再現できる、ということを強く感じた日でした。

まとめ

水遊びの件も、ターザンロープの件も、親がどれだけ呼応するかが一つのポイントなのかもしれません。

 

そこには当然、“ひと手間”が必要になります。それは面倒なことかもしれません。

 

想定外の水遊びは親も濡れるかもしれない、また、帰りは濡れた服のまま抱っこかもしれない、子どもも気持ち悪いと泣くかもしれない。

 

でも今、目の前でチャレンジしたいと言っていることを出来る限りやらせてあげる、その上で終わったらすぐに帰ってお風呂に入ろうね、と約束する、こんなコミュニケーションをこれからもしたいなと思いました。

 

親の都合で子どものやりたいことを諦めさせない、意外と身近なシーンからもそんな出来事があるものです。

 

 

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