映画 アラバマ物語 に見る理想の父親像

原題 To Kill a Mockingbird (1962年) 主演 グレゴリー・ペック

第35回アカデミー賞(主演男優/美術/脚色)、第20回ゴールデングローブ賞(主演男優/作曲)

アメリカ南部のアラバマ州。妻を亡くし幼い子供を抱える弁護士フィンチに暴行事件の容疑者とされた黒人青年の弁護の任が下る。人種差別と偏見の中、黒人側についたフィンチに風当たりは強くなるが…

舞台は1930年代のアメリカ南部 アラバマ州

グレゴリー・ペック演じるアティカスは妻と死別し、二人の子供と3人で暮らしている。

ある日、暴行事件の容疑者とされた黒人青年の弁護を担当することに。当時アメリカに根強く残る人種差別の中、小さな子供を抱えるアティカスの姿が描かれる。

子どもの目線から描写されている

この作品の面白いところは、難しい差別の問題について子どもの目線から見た景色として描写されていること。

それもあって、より「父親」としてのアティカス、「弁護士」としてのアティカスが独特の視点で描かれています。

整然と差別と向き合い、立ち向かい、家族を守るアティカス

弁護士としてのアティカスは当時差別の残るアラバマで難しい立ち回りを要求されますが、整然と立ち向かっていきます。またその姿を堂々と家族にも誇りを持って背中で見せている様はまさに理想の父親像そのもの。

彼のように自分は常に堂々と胸を張って生きているか、正しいことを整然と支持できているか。

子供たちに見られて恥ずかしい姿はないか、誇りに思ってもらえる存在か。自問自答させられます。

1930年代のアメリカの風景、古き良きファッション、グレゴリー・ペックのかっこよさ

この作品は内容もさることながらファッションや当時のアメリカの風景を知るにも価値のある作品だと思います。

彼のかけていたメガネはオリバー・ピープルズより「グレゴリー・ペック」というモデル名でオマージュされています。

前半は伏線が細かく繋がっており、後半にかけて深く回収していきます。一度ご覧頂きたい作品です。

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