この記事では3歳の娘を持つ父親である私が子どもとすごろくをしていたときにふと思ったことを綴ります。お役に立つか分かりませんがご笑覧頂けると幸いです。
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すごろくをしていた時のこと
ある日娘が家のどこからか、すごろくを持ってきたので一緒に遊ぶことになりました。
早速サイコロを振って始めます。
私が先にサイコロを振って駒を進め、次は娘の番。
しかし、サイコロは振るものの、進める駒はサイコロの出た目に関係なく、自分の好きなところまで一気に進んでいきます。笑
あれれ?!

ん!?サイコロ関係なくない?笑 と思いつつ、その思いは心に留めて娘の好きにさせます。
そして私だけ愚直にサイコロの出た目を守る謎の展開。。笑
でも進めていくうちに、ふとこんなことを思い出しました。
そもそも娘と事前にルールの握り合わせはしていない!

娘は確かにすごろくのボードとサイコロは持ってきましたが、そのルール自体は別にすり合わせないので
大人が勝手に想像する「すごろくルール」で行う必要性はないのです。
娘からすれば、ボードとサイコロを使って楽しく遊べればそれで良いのです。
娘が独自のルールを作っても良い、むしろルールを作る側の方が面白いこともある

ということで、すごろくのルール自体はまた別の機会に教えてあげようとは思います。
しかしながら大人が決めた(しかも誰が決めたのか大人すら知らない)ルールに従うことも時には必要ですが、想像力の中でオリジナルの遊び方を子どもが始めた場合は、それを無理やり大人のルールに引き戻すことはなく、どんなルールなのか質問しながら一緒に遊んであげたいと思います。
大人もルールを作っていく側の方が楽しい
ルールを守る中で遊ぶからこそ、楽しさが発揮される局面ももちろんあります。
しかし、その構造を知る為にも、作る側の経験も有用なものと思っています。
これはビジネスの世界でも同じかと思います。
そんな経験がいつか世の中の色々なルールや常識に興味関心を持ってくれるきっかけになったり、自分なりの軸を作る力になってくれれば最高ですよね。
それがあれば他人の”世間”の常識に揺さぶられることもありません。
今は遊びを通じて、そんな楽しさや想像力をできるだけ温かく見守っていきたいと思います。
(※もちろん、交通ルールなどは厳守です)